跳び箱

2017.10.3 Tue

とびばこ、跳べるか跳べないかを目的にすると、嫌になっちゃいます。いづみ幼稚園では、とびばこを多くの子が「跳べるようになる」年長さんではなくて、「跳べなくてあたりまえ」の年中さんの遊具にしています。ちょっとしたチャレンジ精神を引き出すのが目的です。そして教師たちは、子どもたちのやってみようという意欲と、安全だけに注目します。

高さの違う2つの跳び箱を置いて、どちらを跳ぶかは子どもが自分で選びます。どちらを選んでもOK。こわくないよ、おもしろいよ、ということを体験すると、年中さんでも、ひらりと跳んじゃう子がでてきます。「できた、すごいねー」と言いたくなりますが、声をかけてほめるのは、「挑戦した意欲」。

「できた・できない」ではなくて、「やってみたい」気持ちが、前にすすむ力となります。