リユースアート

2018.12.18 Tue

年長さんが親子でリユースアートを楽しみました。ホールにずらっと並んだ数十種類のいろんな素材から、ビュッフェのように使ってみたいものを選びます。

 

企業や家庭で使い道のなくなったものは、捨てれば「ごみ」になってしまいます。でも見方を変えれば魅力的な「素材」になります。

例えば写真の左下は使われなくなったピアノのハンマーです。廃材が、幼児の創造性を刺激する素材としてリユース(再利用)できるのです。

素材を見て、触って、組み合わせるうちに、子どもたちのイマジネーションがどんどん広がっていきます。

タイルを並べてドミノあそび。好きな素材に囲まれて、夢中になってあそんでいますね。

子どもならではの、想像力豊かな作品がたくさんできました。全部で約130作品もできました!いくつかご紹介させていただきます。「宇宙船」

「ごみを吸っている虫」

「魚」

地球温暖化、海洋汚染、その大きな原因の一つであるゴミ問題‥‥パリ協定が発効され、COP24では地球が待ったなしの状況であることを思い知らされました。小さなことでも、世界中の一人ひとりが、1日1日行動していかなければいけません。今回のリユースアートの活動は、幼児の創造性をはぐくむことが目的ですが、子どもたちが地球の問題に触れ、意識を向け、その創造性で豊かな地球の未来を築いていけるような、そんな大きなリサイクルの輪になることを願っています。