虫探しをしていた子どもたちが、カマキリがバッタをつかまえるところを目撃しました。そして次の瞬間、子どもたちは再び息をのみました。
カマキリがバッタを食べたのです。他の子どもたちも、なにごとかと集まってきました。カマキリが、少しずつ食べていく様子を見て、「かわいそう」と言う子、「生きるためだから仕方ないよ。」と言う子。子どもたちは静かに意見を交わし始めました。
カマキリが、もう1匹現れました。「取りっこするよ」「いや仲良く分けっこすると思う」子どもたちは、2匹のカマキリがどうなるのか、じっと観察しながら、長い間話し合っていました。