学園祭の舞台裏

2019.12.9 Mon

12月5日(木)、県民文化ホールにて学園祭みたま幼稚園の部を開催しました。園児たちが広い舞台に立つ経験をのびのびと楽しんでほしい、日々の幼稚園生活で培っていることが伝わるようなステージにしよう、そして何よりも一人ひとりが輝いて成長する機会となりますように、と願いをこめて学園全体で取り組んできました。

音楽を楽しんだり表情豊かに表現する様子を、保護者の皆様やたくさんのお客様にご覧いただきました。今日のブログでは、舞台袖からの景色をお伝えしたいと思います。

ピアノ伴奏は、カーテンの裏で生演奏です。

本当に本当にリハーサルなし、初めて舞台に立ってこの堂々ぶり!いつもながら子どもたちの力に感心します。

月組さんが卵から産まれる直前!

そして舞台が終わった瞬間。月組さんの「一員」になっていたアゲハ蝶を、子どもたちの目線や気づきをそのままに表現したすてきな舞台でした。アゲハ蝶の成長をよく観察したり、アゲハ蝶の気持ちに心寄せていたからこその、この仲間でしかできないすばらしい創作表現に感動!

「いちご」になりきって踊るかわいい年少さん。先生も草、じゃなくて草むらの石?になりきっています。

これから始まる、わくわく。

花組さんが言う通り、「きびだんご」は確かにこのお話に重要な役でした。一人ひとり、一つひとつの存在に意味があって、大切で尊重し合うことが大事なんだという姿勢が、子どもたちのさりげない動きからも伝わってくるような、花組さんの良さがたくさん見られる楽しい劇でした。

最後は星組さんのライオンキング。

約20分の大作に挑戦した年長さん。役や場面を理解し、手先まで心をこめて踊る姿は自信にあふれていました。子どもたちが考えて、感じて、試して、力を合わせて作り上げてきた、今までの取り組みの様子まで目に浮かぶような力強い舞台でした。ブロードウェイのミュージカルやディズニー映画で有名な壮大なストーリーを、みごとに星組の「ライオンキング」として堂々と表現した子どもたちに拍手喝采!

おまけの先生劇。科学あそび隊がスモークマシンで演出協力していたんですよ。いろんな先生がいろんな所で活躍する手作りの学園祭です。すてきな子どもたち、そしてあたたかく応援してくださる保護者のみなさまのおかげで、今年も感動のうちに幕を下ろしました。