レッジョ・エミリア

2011.8.23 Tue

夏休み中、先生たちも修行していました。サマーキャンプの翌日、全職員でワタリウム美術館(渋谷区神宮前)で開催された「驚くべき学びの世界展」を見学しました。北イタリアの小さな町レッジョ・エミリアの幼児教育は世界最高水準の教育として、約10年前に二ューヨークタイムズで紹介され、世界に知られるようになりました。日本に紹介されるのは今回の展示会で2回目で、まだ日本語の資料は大変少ないなか、私たちは気になる存在として数年前から関心を持っていました。なぜ気になるのか、その理由が、この日はっきりとわかりました。子どもたちの様子を撮影した展示パネルやビデオから読み取れるキーワードは、岩田学園の「適期教育」の理念そのものだったのです!子どもの主体性、気づき、結果よりもプロセス、試行錯誤…「子どもの可能性を最大限に引き出す」レッジョ・エミリアの教育哲学は、岩田学園の考えとぴったりと一致しています。想像力豊かに夢中になって遊ぶ子どもたちの姿は、とてもいきいきとしています。レッジョ・エミリアを通して、全職員が岩田学園の教育理念について再認識し、2学期以降の保育に向けて、さまざまな工夫や、大切にしたいことを、はっきりとつかむことができました。みたま幼稚園の子どもたちが、いきいきとヒトミを輝かせて幼稚園生活を送り、力強く生きていくために、私たちは最大の努力を尽くしていきたいと思います。