SIあそび
2012.9.10 Mon
「SIあそび」とは、本園がおこなっている「考える力を育てる」あそびです。アメリカの心理学者ギルフォード博士の知能構造理論に基づいたあそびに取り組むことにより知能因子を刺激し、知的能力を伸ばしていきます。「知能を育てる」ことは、知識を教え込んだり、丸暗記させることではありません。できた、できないというような結果ではなく、考え工夫する過程を重視し、考える楽しさや発見する喜びを体験します。
SIあそびでは、毎回ことなる知能因子を刺激するあそびを提供します。そのあそびを、子どもたちが夢中になって楽しむために、子どもたちの興味を引き出す「導入」の時間がとても大切です。導入教材はすべて、本園教師たちの手作りです。工夫を凝らし、細部にまで気を配って製作しています。教師たちは、園内研修やSIあそび実施園が集まって開催する年2回のSI研修会で新しい教材を発表したり、研究に励んでいます。知能は一生の財産です。そして幼児期はもっとも伸ばすことができる時期です。教師たちは、SIあそびだけでなく、普段から「考える力」を引き出すようなあそびを工夫しています。
押しつけや教え込みでは、子どもたちは夢中にはなりません。楽しいから夢中になります。岩田学園の教師は、子どもたちの幼児期を最大限に輝かせるために、とても楽しく、とてもまじめに取り組んでいます。