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私が大切にしていること

子どもの目線でいること…

たまにしゃがんで子どもが見ている風景を眺めます。背の高い大人、とどかないスイッチ、外がみえない窓。大人にとってなにげない風景が子どもにとって時として不便なものに変わります。まずは大人が子どもの目線になってみること。子どもにしゃがんであいさつをしてみること。腕を組んで水遊びしている子どもをみるのではなく、たまには自分も一緒になってずぶ濡れであそぶこと。

子どもに感謝すること…

私が初めて幼稚園で働きはじめたときのこと。なにをすればよいかわからなかった私に「先生あそぼう」と初めて会う子どもが私の手を園庭にいざなってくれました。その瞬間から私の幼稚園での生活が始まりました。いまでもあの時の感謝の気持ちは忘れません。

そして幼児教育…

英語の「education」という言葉が「教育」という言葉に訳されてつかわれ始めたのは、明治の初めです。その頃、かの福澤諭吉先生は「開発」という言葉に訳しています。人生の基礎を培う幼児教育は「教えこむもの」ではなく、子どもに内在する力を引き出すこと。「教育とは自立までの援助をすること」であって、子ども自身の力で「考え、行動する」ように援助していくことが、岩田学園の使命だと考えています。現在、子育て支援という名のもとに「長時間の預かり保育」「病児保育」など様々な施策を行政が推し進めていますが、子どもの健全な成長にとっていったい何が必要か、本質的で大事なことをいつも考えています。

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